１１月も半ばになり、少し冷え込む日もある中、売店前では皇帝ダリアが咲き始めました。霜が降りるまで楽しめます。また、下夕田池前の雑木林ではヤマシロギクやリュウノギクの花とともにガマズミ、ゴンズイ、ムラサキシキブなどの実が鮮やかに色づいています。池ではマガモなど冬鳥がやってきてとても賑やかです。

太陽の広場の売店前の花壇でコスモスが見頃となっています。秋まで続いた猛暑の影響か今年は生育と開花が遅れています。売店前では夏から咲き続けるオシロイバナや秋の花のシュウメイギクが咲き、この秋の気まぐれな気候に植物たちも戸惑っているようです。

秋の訪れとともに、四季の道でホトトギスが咲き始めました。同じく鳥の名前が由来のヒヨドリバナとともに見られます。また、湿生植物園周辺ではキバナアキギリやシロヨメナが見頃です。また、湿地の木道からはミゾソバの群生や奇妙な形をしたタコノアシも楽しめます。前回もご紹介したトネアザミやノダケ、ガマズミ（実）、ゴンズイ（実）なども竹林前でご覧いただけます。

９月まで続いた猛暑の影響か、なかなか姿を見せなかったヒガンバナがやっと咲き始めました。秋の気配とともにキバナアキギリやトネアザミ、ミゾソバなども咲き始めました。また、ガマズミやゴンズイなどの木の実も赤く色づいています。四季の道から湿性植物園周辺で見ることができます。ぜひ足を運んで昭和の森の秋をお楽しみください。

昭和の森に「紫陽花のみち」があることご存じでしょうか。ローラー滑り台の下から湿生植物園へ至る小道ですが、林床にタマアジサイが咲き、見頃を迎えています。季節が秋へと進む中、竹林前ではセンニンソウやノダケの花が咲き、ゴンズイの実が赤く色づいてきました。湿生植物園のデッキから珍しい「タコノアシ」の花も見られます。

ローラー滑り台下の斜面の裾でタマアジサイが咲き始めました。

その名のとおり、大きな玉状の蕾がはじけて薄紫色の可憐な花を咲かせます。他のアジサイと異なり、夏の終わり頃に見頃を迎えます。

湿生植物園周辺では紅白のクサギの花が甘い香りを漂わせ、中の田の奥では緑の中にキツネノカミソリのオレンジ色が目立ちます。

他にも、下夕田池の畔では盆花のミソハギが咲いています。

スイレンも見られる午前中がおすすめです。

見頃を迎えたばかりのヒマワリが萎れるほどの猛暑の中、園内各所でヤマユリが次々と咲き、散策に訪れたお客様の目を楽しませています。四季の道ではヤブミョウガやアキノタムラソウ、下夕田池ではスイレンが変わらず咲き続ける中、湿生植物園周辺でキツネノカミソリやヒヨドリバナ、カラマツソウなどが咲き始めました。

先日までの猛暑は一休み、雨模様の中、ヤマユリが咲き始めました。また、花壇ではヒマワリが咲き始め、こぼれ種から咲いたコスモスとの共演が楽しめます。四季の道ではヤブミョウガやアキノタムラソウ、湿生植物園ではチダケサシとハンゲショウが見られます。下夕田池では白いスイレンの花が５月初旬から咲き続けています。